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BMWミニクーパーはその外見の特異性から、非常に存在感があります。特に、昔から、映画やミュージシャンなどを通じて1960年代の大衆文化の中にその存在を焼き付けたといってもいいでしょう。良く知られているのが、ビートルズのメンバーやイギリス女王エリザベス2世もMiniのオーナーだったということです。ミニ・クーパーは1964年、1965年、1967年のモンテカルロ・ラリーで総合優勝もしています。なお、1966年に関してはゴール時成績は優勝相当でありましたが、補助灯のレギュレーション違反ということで失格となってしまいました。MINIは1969年の映画 The Italian Job「ミニミニ大作戦」にも出演しています。
MINIは、1968年式 ライレー・エルフ Mk3Miniの大衆性が元となって、異なる市場に向けた様々なモデルが派生していきました。1961年ウーズレー・ホーネットとライレー・エルフを投入しました。トランク容積を広げ、フロントデザインを変更し、上級小型サルーンを狙っています。ライレー・エルフがより上級車に位置づけられたのです。外見では、フロントグリルのグリル枠上部が太くなり、その部分にひし形のライレーのブルーダイヤモンドエンブレムがついているのがエルフです。プレーンなグリル枠で、グリル内部の縦枠上部に楕円形のウーズレーのイルミネーションエンブレムがついているのがホーネットです。
1952年以降のBMC時代、ウーズレーもライレーもバッジエンジニアリング車となっていました。それまで外見が同じで中身が異なっていましたが、この車種では仕様が同じで外見が異なっています。ホーネットよりもエルフが上級であるとのイメージは主に宣伝によって作られたのです。1959年誕生から2000年10月の生産終了まで約540万台のミニが生産され、まだ数多くの良質のミニが現役です。生産終了した現在でも中古車が売れ続けるミニクーパーです。販売台数の勢いは衰えることなく、根強いファン層に支えられる車はビートルとミニくらいでしょうか。
BMWミニクーパーの購入時にチェックして頂きたいことは、錆の発生、オーバーヒート歴、室内の異臭などと思います。錆の発生は雪国で使用された車と思われますので、各部の錆も考えられます。オーバーヒート歴は、修復されていてもエンジンのヘタリなどが考えられます。ペットの臭いなどは抜けないので避けるべきです。その他、事故歴のある車も修復が完全でない場合などには錆が発生します。ミニの場合、事故歴があっても完全修復されている車の場合は、そんなに気にする必要はないと思います。ミニの改造としてセンターメーターの交換も多く行われていますが、この場合、燃料ゲージの信頼性の悪さ、エンジンルームからの熱、臭いなどが考えられますので覚悟が必要です。また、メーター交換は過走行を隠す手段にもなりますので注意が必要です。